神奈川県において、平成27年10月1日に実施された国勢調査の結果が公表され、相模原市HPでも報告されています。
相模原市はまだ人口が増えていますが、もうすぐ減少になってきます。市役所からの行政サービスのあり方も、より見極められるようになってきます。自分たちのまちのあり方について、今の段階から皆で考えていきましょう。
平成27年10月1日現在の平成27年国勢調査結果(速報)では、相模原市の人口総数は、720,914人(男361,035人、女359,879人)で、前回、平成22年国勢調査より、人口は3,370人増。世帯数は、311,234世帯となり、 8,419世帯増となっています。
神奈川県と相模原市の人口
※平成27年国勢調査結果
神奈川県
世帯数 3,978,243 世帯
人 口 9,127,323 人
相模原市
世帯数 311,234 世帯
人口 720,914 人
平成27年国勢調査結果(速報)相模原市は相模原市役所HPよりご覧いただけます。
「平成27年国勢調査結果(速報)相模原市」でご検索ください。
静岡市の話 -政令指定都市の条件について-
同じ政令市の静岡市では、5年前の国勢調査に比べ、約1万人の人口減となっており、「静岡型県都構想」を掲げる川勝平太知事が「人口70万人を切ったら政令市の資格はない」旨の発言をしています。「かろうじて70万人台 静岡市“政令市目安割れ”目前」と静岡新聞でも報じられたところです。
相模原市も人口70万人を割り込むようだと、政令指定都市返上、なんて議論も起こるのでしょうか?実際には、地方自治法では、第二百五十二条の十九以下で、政令で定める指定都市の条件は50万人以上となっています。また、一旦指定された政令市を取り消すということは大変な難しさがあります。人口が減るのは政令市だけではなく、他の市町村ではもっと顕著であり、都道府県も同様です。既に移譲されている権限や財源を県や国に戻しても、それらを担当する人材等をどうするのか、といった議論も一からやり直しです。
しかし、静岡では、県主導の話であり、同じ後発組の政令市として、静岡市と静岡県の動向に注視して行きたいと思います。
今後の議論
相模原市でも、「相模原市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案) 」に関するパブリックコメントが平成28年1月21日に締め切られたところです。今後、これらの人口推計についても再検証が行われるものと思われます。「相模原市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)」は、相模原市HPよりご覧いただけますので、検索してください。
以上
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